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私の考える反応式攻撃では、瞬時の判断としては、相手が攻撃技を開始したか否かのみ、しか判断しません。
相手がどういう種類の技を開始しようとしているかの判断は、その瞬時の判断に先だって行ないます。

相手が技を開始した後でその技が何であるか判断してその技に合った反撃を行なうのは、第一義的には不可能だ、と観念します。※
この不可能性に対する有効な反例として条件反射を用いた反撃が存在しますが、条件反射を用いた反撃については、これは判断ではなく、判断によって選択された個々の戦術に分類します。

反応式攻撃のソフトウェアは、レボルバー拳銃に例えて図解できます。

弾は個々の反応技(Lステップ回し蹴りなど)を行なう心づもりを表し、相手の技の1つのカテゴリーをカバーするか、相手の特定の技にのみ妥当する。

試合中、相手の技を読んで、それに合った技をいつでも出せるように準備して、相手が技をスタートさせたらこちらも技をスタートさせるつもりで構えている状態は、銃口を相手に向け引き金に手を掛けている状態。
相手のスタートを見て引き金を引く。
読みに応じた弾が一番上に来るように弾倉を回転させておく。
相手の技に合わない弾を発射すると、相手にダメージを与える事が出来ず、自分がダメージを受けたり不利な状況に追い込まれる。
弾倉の回転は心づもりの変化に対応する。
どの技を出すつもりに成るかを表す。
読み、弾倉の回転は、試合中の攻防の途切れたちょとした時間や、試合開始時に行なう。

弾の性能:技の威力、噛み合わせ、スピード、コントロール、早さ、速さ・・・

弾倉に弾を込めるのは試合の直ぐ前、前日ぐらいから1週間前ぐらいまで。
場合によっては1時間前とか5分前という事も有り得る。
弾を込める事は戦術の選択に当たる。
カテゴリーが全体を被覆する様に弾を選択する。

弾倉に入る弾の個数を増やす事や、1つ1つの弾を作る事は、普段のトレーニングによる。
1つ1つの弾の性能は、命中率や威力を表す。
動力学的条件は全て弾の性能に含まれる。
性能の向上だけでなく弾の種類を増やしておく。

弾を込める時には、ランダムな選択や、相手の特性に合った選択を行なう。
自分の弾倉にどの弾が入っているか、相手に知られない様にする。

戦術の漸進的選択(鶏の首をはねるのにいきなり牛刀を用いず、小さい武器から順に試す事)を取り入れるなら、1つのカテゴリーにつき2つ以上の弾を用意する必要がある。

会話に例えると、見極める力はヒアリング力、読む力は読解力。

モードごとに被覆シートを変える事が出来れば、言う事ない。
戦略とは、どのモードでどの被覆シートを用いるかの対応関係だ、と考えられる。
全てのモードで一貫して一つの被覆シートを用いる、というのも一つの戦略だ。

数年 考究とトレーニング 被覆シートとカテゴリー弾の作成。
モード - 被覆 - 弾の対応関係を考える。
1週間〜数分 モード毎に被覆シートを選ぶ モード毎に、合理的かつなるべくランダムに、被覆シートを選ぶ。 合理性はモードと対戦相手の特徴から判断する。
どういう被覆シートを選んだか、どの弾丸を選んだか、発覚しない様にする。
口に出して言わない。
紙に書いたりパソコンに入力したりも一切しない。
頭の中で思うだけにとどめる。
人前でトレーニングしない。
イメージトレーニングはすべき。
発覚の原因に成らない練習はすべき。
カテゴリー毎に弾丸を選ぶ カテゴリー毎に、合理的かつなるべくランダムに、弾丸を選び弾倉に装填する。
試合中 読み、弾倉回転、発射 攻防の途切れをとらえて、モードに合った弾倉に交換する。
攻防の途切れをとらえて、読みに合った弾が一番上に来るように弾倉を回転させる。
銃を構える(のに例えらる体勢を取る)。
相手が技をスタートさせ(取り消し不可能タイミングに達す)るのと同時に引き金を引く(のに例えらる攻撃開始を行なう)。













※大学1年生の時に、武道館で行われた学生空手の試合を見学した際に、空手部の先輩の佐々木さんから、「見て御覧なさい、片方が攻めている間はもう片方は防戦一方、それが交互に繰り返されるだけだ、最も出来る人同士でもああ成ってしまう、本に書いてある様な攻防一体なんて絵空事に過ぎない」という風な意味のコメントを聞いた。
その通りだ、と思った。
この先輩は、私と目の付け所が似ている。
空手部の先輩の中で、物の考え方が、最も私に似ていた人かもしれない。
理科系の大学の空手部だったから、という事もあろう。
そういう見方で見る事がとても重要だ、と私は思っている。
その時の私は、前方へのステップの着地時に前足の足裏がバチンと床を叩く点(BFSではこれが正しい)が着地方法として正しくないのではないか、という事が最も気に成っていたが、そういう事も見取っていた。
別の機会に、対外試合に出してもらった時に、私は、重心不動で相手のBFSを待ち、受けて突き返そうとしたが、中断突きに対して上段受けをしたか何か、そういう滑稽の極みに成って、あっけなく負けた、という事もあった。
受けが成功していたとしても、BFSの特性上、重心不動では突き返す事は出来なく、その時の私は、それも分かっていなかったが、ここでは、上段か中段か右手か左手かを受ける瞬間に判断する事は出来ない事をその時実感した、という事を強調したい。
BFSの突き腕の動作は、そういう風に(相手が対処できない様に瞬間的に帆を張る様に伸ばす様に)配慮されている。
私が対外試合に出たのは、それが最初で最後だった。

帆を張る様に、という表現は誤解を招き易い様だ。
これは、張る過程で威力を発揮するのではなく張り終わった後に発効する、という事を言い表したかった。
AFSが腕を伸ばす過程で威力を発揮するのと対比しての事だ。
腕の動きだけに限れば、AFSが「ビュン」であるのに対して、BFSは「パ」だ。
BFSでは、重心の位置が腕が届く距離に達するギリギリまで腕を伸ばすのを我慢して、届く距離に達した瞬間に、
ジャンケンの様に、パッと伸ばします。
BFSも、専門家に訊くと、伸ばし終わった後だけでなく、伸ばし終わる直前から伸ばし終わる瞬間にかけての腕を相手に捻じ込む力、というものもAFS同様に存在するらしい。
帆を張る様に、と言うと、やはり張る過程や帆の形状を思い浮かべてしまうので、折りたたみ式の剛棒を伸展する様に、と言い直します。


最終更新2013年06月24日