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2012年07月20日(金曜日)
例外的に重い言葉
原則としては、言葉による表現は、内容が間違っていても大した違反ではなく、それに対して肉体的な暴力を振るうなどの過大な報復をする事には、正当性がない。

しかし、以下に挙げる様な言葉を発する事の違反度は、肉体的暴力の違反度と同程度だ。
妥当でない非難の違反度も、これらに比べれば小さい。

・危機に瀕していないのに「助けて」などと叫ぶ行為(偽SOSの発信)
・事実に反して「お前の家が火事に成ってるそうだぞ」などと言う行為(基幹情報の撹乱)
・違法ではないのに相手のしている事を「それは違法だよ」とたしなめる行為(相場ハッタリ)

どれも、聴いた人の度量がいくら大きくても聞き流せない言葉であり、その点が問題だ。
上記の3つは、どれもウソという点で共通しているが、この他に、

・秘密にするという約束の下で教えてもらった事を公開する行為(プライバシーの侵害)
・「殺すぞ」等と言って脅す行為(脅迫)

も、肉体的暴力の違反度と同程度だろう。

どう考えれば全てを網羅できるのか、私にはまだ分からないが、

・顧みる義務があり無視できない。
・後で言葉で論駁しても損害を回復できない。
・回避できない負担の大きい生理反射を無断で駆動されてしまう。

といった観点を思い付く。
生理反射の深刻さについては、ビックリして心臓が止まるかと思った、とか、寿命が十年縮まった、という言い方でしばしば表現される。

例えば、偽SOSの発信については、SOS信号を傍受したら警察に通報する等の対応をする義務があるので、これは傍受者に、する必要がなく、かつ、したくもない事を、強制的にさせる行為であり、その点を重く見るべきだ。
SOS信号への信用を低下させる、というオオカミ少年効果も問題だが、私は、傍受者に与える損害の方が第一義的だと思う。
信用の低下は、みんなが損害を与えられまいとする傾向、によって生じるからだ。

火事に成っている、についても、一応確認しなければいけないので、言われた人が強制的に動かされてしまう。
確認のために大事な仕事を中断すれば利益の逸失が生じ、これを言葉による論駁で回復する事は出来ない。

これらに比べると、言葉狩りの対象にされる様な言葉は、主に侮辱語であり、違反度が低い。
侮辱は非難と比べてすら軽い。