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2012年07月15日(日曜日)
挑発と違反
2012年07月11日の記事では、攻撃という概念を使ったが、これは正確でなくて、正確には違反という概念を使わなければいけない、という事を早く言っておかなければいけない。
手を出す、という言葉も今までに私は使ったかもしれないが、これも、口論と区別して暴力を指し示す、という普通使われている意味ではない。
手を出す、という言葉も、私は、違反する、という意味で使う。

攻撃と言ったのでは、目が合っただけで「ガンを付けられた」と言って報復する、という態度を正当化してしまう。
相手が先に手を出したのだから、それに対して自分が報復するのは当然の事だ、と言えるかどうかの判断基準を書くには、手を出す、とか、攻撃という言葉では、これらの語の曖昧さのため、書けない。

相手が先に違反したのだから、それに対する報復として自分も違反するのは当然だ、と書けば、曖昧さが随分と減る。
しかし、これでも、相手が何に違反したのか、という曖昧さがまだ残っている。

これについては、大きくは、マナーに違反した場合と、法律に違反した場合の2つを、考えれば良かろう。
マナーへの違反は、法律への違反よりも、小さい攻撃だ。
したがって、法律違反に対する報復としてマナー違反で返す、というやり方は、十分に正しい。
そもそも違法ではない、という事も大きかろう。
例えば、目上の人が目下の人に法律違反行為をした場合、目下の人が目上の人を「おまえ」と呼んで責める事は、十分に正しい。
指さしても、「なんじゃこら」言うても全く問題ない。

挑発は違反ではない。
したがって、挑発に対する報復として違反する、という行為は、正当性を持たない。
しかし、挑発に対して挑発し返す、という行為は、正当性を持つ。
あるルール(法律など)を基準にしての挑発は、もっと厳しいルール(マナーなど)を基準にすると違反だ。
だから、あるルールを基準にして、挑発に対して挑発し返す、という事態を、もっと厳しいルールを基準にして、違反に対して報復(違反)する、という事態だ、と見る事も出来る。

挑発は違反ではないが、相手に先に違反をさせて、それに対して自分が報復として法律違反する事を目的とした挑発については、その報復の正当性が失われる。

また、1回だけなら違反でないが、しつこく何回もやると違反だ、という挑発もあろう。
紛らわしいので、私の日記では、違反である様な行為を挑発とは呼ばない事にする。

法律を基準にする時には、ガンを付ける、というのは挑発だ。
これに対して、にらみ返す、のは構わない。
暴力で報復するのはNGだ。
決闘を申し込むのは構わない。
まず、ガンを付けて、相手が誤って暴力で報復しようとして来たところを捉えて、それに先手だとの難癖を付け、報復として相手に暴力を振るう、という事を企図してガンを付けた場合には、その報復部分は正当性を持たない。
しかし、挑発に対して報復できない事を盾に取ってガンを付けたら相手が思いがけず殴りかかって来たので殴り返した、という場合には、その殴り返す部分は報復としての正当性を持つ。