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2012年02月07日(火曜日)
社会主義を分析するための3体問題基本形
昨日の記事に書かれている3者取引を、金額を明記した形に、具体化してみた。

個人Aと個人Bと個人Cのみから構成される社会を考える。
AとBは生活必需品の生産者で、Cは画家だとする。
Aの産物aとBの産物bは異なり、どちらも生活に欠かせない、と仮定する。
さらに、aとbだけで最低限の生活は出来るものと仮定する。

自由主義:
B,CはAからaを1万円分ずつ購入する。
A,CはBからbを2万円分ずつ購入する。
BはCから絵を3万円で購入する。
これがA,B,Cの年間収支だとする。
つまり、
AについてはBに2万円払ってB,Cから合計2万円入る。
BについてはAに1万円払ってCに3万円払ってA,Cから合計4万円入る。
CについてはAに1万円払ってBに2万円払ってBから3万円入る。

Aの要望に応えて、Cにもaの生産をさせると、どう成るだろうか?

社会主義:
BはA,Cからaを5千円分ずつ購入する。
A,CはBからbを5千円分ずつ購入する。(Aの要望に応じたbの値下げ)
BはCから絵を購入しない。
これがA,B,Cの年間収支だとする。
つまり、
AについてはBに5千円払ってBから5千円入る。
BについてはAに5千円払ってCに5千円払ってA,Cから合計1万円入る。
CについてはBに5千円払ってBから5千円入る。

A,CがBから購入するbの量は、自由主義の場合と社会主義の場合で全く同じだとする。
自由主義の場合も社会主義の場合も、A,B,Cの各々については、年間収支がプラス・マイナス・ゼロに成る様に、調節しておいた。
だから、両方とも、心理的な問題を除けば、持続可能なモデルに成っている。
自由主義のパターンでも、Aの購買力がどんどん低下して行ってAにbを売る事が出来なく成る、という事は無い。

これらを例に取って、社会主義と自由主義を評価したい。