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2012年02月03日(金曜日)
通貨バブル経済
今までに何度も取り上げた通貨の総量の問題のうち、通貨の有無、通貨が有るとはどういう事か、という問題については、昨日の記事で一応解明された気がするので、今日は、通貨の総量には適切な値があるのか、という問題に着手する。

2012年01月19日の記事で説明されている様に、ある人が別の誰かから、ある物を売ってくれないか、と要請された時に、売るか売るのを拒むか、の選択は、その人の欲望によって決まる、だろう。

その欲望の内容として、
2012年01月19日の記事では実体財への欲望を考えたが、今日は通貨への欲望というものも考えられるだろう、という事を指摘したい。

通貨への欲望と言っても、突き詰めれば通貨で買える実体価値への欲望なのだけれど、何かを売って通貨を得たら直ぐに実体価値を買う、という事をせず、通貨はいくら持ってても持ち過ぎという事は無い、持ってれば持ってるだけ後で必ず実体価値を受け戻せる、と考える時の、通貨への信頼の事だ。

売る人が、この様な通貨への欲望を持っていたなら、買いたい人は、相手から売る事を拒まれる事なく、常に買える。
通貨の表示価値の総合計が実体経済全体の返済能力を超えた場合、これはある種のバブル経済なのではないか。
ただし、人が通貨への欲望を持っている場合には、実体経済の返済能力は、現存する実体価値の合計と生産能力の合計によって決まるものであり、実体価値への人の欲望によって決まるものではない。
そして、通貨への信頼が揺るがない限り、通貨バブル経済は決して尻尾を出さない。
という風に考えてみたんだけど。

そう言えば「通貨バブル」という言葉を聞いた事がある。
オリジナルな話でなくてゴメン。

今日は、この位にして、また後で、通貨バブル経済には、バブル崩壊の危険以外に、どんな問題点があるのか、という事を考えてみたい。