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2012年02月02日(木曜日)
除去不可能な特異点
昨日の記事に書いた様に、貨幣での購買の意味は、ほとんどの場合には「受け戻す」だが、貨幣の発行者が購買する場合に限って、貨幣での購買は「借りる」の意味を持つ。

そして、貨幣の発行者を無くす事は出来ない。
つまり、貨幣の発行者は、除去不可能な特異点を成している。
したがって、貨幣発行に伴う徴収効果は貨幣導入に不可避な徴税として容認される、と考えられる。

その様子は、
2012年01月17日の記事で説明されている状況で考えると、良く分かる。
PjがPj+1から貨幣で手袋を買う事の意味は、j≠1では全て「受け戻す」だが、P1がP2から貨幣で手袋を買う事の意味だけは「借りる」だ。
j≠1では、PjはPj-1に手袋を貸した後でPj+1から手袋を受け戻している。

最初の貨幣導入(貨幣無しの社会から貨幣有りの社会への移行)の際だけでなく、貨幣導入後に貨幣の総量を増やす時にも、貨幣の発行者は必要と成る。