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2007年11月16日(金)
正しい実力主義と年功序列
正しい実力主義は、名誉に関する完全な実力主義と、実利に関する緩やかな実力主義をセットにしたものだ。
年功序列に関して言えば、年齢に関係なく誰が間違って誰が間違えなかったかという事実を徹底的に尊重する一方で、その結果を給与に反映させるに当たっては、相当の弱者割引を適用する、という事だ。
ここに言う弱者割引とは、給与の決定方式を完全な実力主義から年功序列方式に向かって適度にズラす、という意味だ。
結果として、それは、年功序列方式に実力主義的な補正を加えたもの、と言われる方が、ふさわしいかもしれない。
たとえば、実力評価の表示を換算年齢で行なう、という方式だ、と考えると、無茶苦茶な実力主義には至らないと思う。
男女差別に関してと同様に世代間で平均的な能力が異なるのは事実だし、各個人については年齢を重ねるに従って賢さが高まるのも事実だ。
しかし、それには個人差があるので、どの個人についても、その個人を良く知る前から、周りの人が、その人を平均的だと決め付けるのは、間違っている。
個人差を超越して年齢を重ねなければ分からない事、というのもあるだろうけれど、少年老い易く学成り難し、という事もある。
また当然、どの年長者も、異なる分野の若手には、その分野では、てんで敵わないし、分野間には序列があるのも事実だ。
知った者が知った者のように、知らない者が知らない者のように口を利く、というのが、年齢に関係なく、正しい礼儀である。
年長者に向かって若者が、知った者が知らない者に対してするような口の利き方をするのが生意気なのは、その年長者がその若者よりも知った者であるからであり、全く同じ理由で、逆に、若者の方が年長者よりも知った者である場合には、その若者に向かってその年長者が、知った者が知らない者に対してするような口の利き方をするのは生意気である。
このルールの適用を免れるために、一方的に会話を中断するなど、意図的に会話の成り行きをコントロールする事は、アンフェアな行為である。