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2007年9月18日(火)
正しい発破の掛け方
「発破を掛ける」というのは、たとえば、
「こら、何モタモタしてんだ、サッサと動け」といったタイプの発言に代表されるような、言われた人の緊張感を高めて、言われた人の労働や訓練の強度を増加させる行為、の事だ。
特に、労働の場合に話を限ると、私に言わせれば、このような発言の是非は、言われる側の人が本当にモタモタしていたのか否かに、掛かっている。
モタモタしていない人に「何モタモタしてんだ」と言うのは間違っている。
だから、「何モタモタしてんだ」と言う際には、事前に、相手が本当にモタモタしているのか否かを、良く確認しなければいけない。
労働現場における使用者の被使用者に対する注意というものは、あくまで、使用者側の権利を労働者が侵害した事に対する抗議であって、それ以上のものではない。
この事を理解した上で言うならば、発破を掛ける、という行為のほとんどは、その権利侵害がかなり甚だしくないと、妥当ではない。
良く確認した上で抗議したからと言って、それが、路地裏でチンピラがやるような、言い掛かりをつける行為や、因縁をつける行為であっては、いけない。
受験勉強やスポーツの訓練の場合にも、「そんな事では合格できないぞ」とか「そんな事で優勝できると思ってるのか」という風に発破を掛ける事は、生徒や選手の現状が本当に、このまま行くと合格や優勝の出来そうにない状態でなければ、妥当ではない。
あらゆる局面において、理不尽や不条理は良くない。
礼を尽くせ、と言う前に、まず、理を尽くせ。