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2006年11月18日(土)雨
学会発表旅行記-14-
別送貨物の受け取り場所は、さながら福引の様相を呈していた。
ベルトコンベアで運ばれて来る荷物の中から自分の荷物を探すのだ。
僕のはギャツビー寝ぐせ直しウォーターと歯磨粉の入った小さな紙の箱だ。
壁に掲げられている注意書きに従って、自分の物に間違いない事を良く確認した。
その後、検疫官の所を通る。
僕よりも前の人がパスポートを提示しながら通っているのを見て、僕も懐からパスポートと航空券を取り出すために、いったん列から横へ外れて、パスポートと航空券を手に持って通ろうとしたら、検疫官から「ここでは提示の必要はありません」と言われた。
空港を出る前の最後の関門は、ハワイへの入国の時と同じく手荷物検査だったが、荷物検査官が僕に、少し驚いたような口調で「お一人でですか?持ち物はカバン1つだけですか?」と尋ねた。
ハワイ入国時にハワイの入国審査官から一人旅を褒められた時には、僕はまだ、そんな事褒めるに値しない、と思っていたが、さすがにこの時にはもう「お一人でですか?」という驚きの意味が良く分かった。
自分でも、一人で良く行って来れたものだと、思う。
行く前には、行って来れて当然、と思っていたが。
僕は持ち物がカバン1つだけである事の理由を検査官に説明した。
置き忘れ、置き引き、別送中の紛失を防ぐため、というのがその理由だ。
検査官からカバンの内容と旅行目的について尋ねられたので、僕は、旅行目的は広い意味では観光、正確には会議出席です、と答え、「どうぞどうぞ」と言いながら自分でカバンのチャックを開けて中を見せた。
すると、検査官から直ぐにOKが出た。
空港(関西国際空港)のリムジンバスのバス停で携帯電話を取り出すと、圏外ではなくなっていた。
ここで、
その時に僕が着用していた腕時計と懐中時計を、携帯電話の表示する時刻に、合わせた。
腕時計や懐中時計の表示する時刻と携帯電話の表示する時刻の関係から判断して、携帯電話の表示する時刻は正確な日本時間になっているらしい、という事が分かったからだ。
OCATビル行きのバス到着まで数分ないし十数分待つだけで良かった。
バスが来てそれに乗ろうとして運転手さんに切符の事を尋ねると、事前に購入してください、と言われた。
つまり僕は10月28日と同じミスを繰り返したわけだ。
今度は、10月28日と違って、そのバスの発車時刻に間に合うように、切符を買いに走った。
その時の走行の感触から、
自分の履いている靴の良さを再認識した。
慌てていたので、800円か900円程度の切符を買うのに券売機に1万円札を入れてしまった。
そのため、お釣りの千円札がたくさん出て来た。
バスの発車時刻には余裕で間に合った。
OCATビルでは、まず、使えなくなった帰りの高速バスのチケットの払い戻しを受けようとしたが、無理だった。
乗車予定日時を過ぎているから、とのことだった。
そこで、払い戻しを受けるのを断念た上で、新たに帰りの高速バスのチケットを購入して、第何番乗り場かを訊いて、その番号をチケットに書き込んだ。
チケットに書き込む前に、それを書き込んでもチケットは無効に成らない、という点を確認しておいた。
それから、バス到着までに時間があったので、OCATビル内のトイレに行き、そのあと、OCATビル内の英国屋という飲食店でサンドイッチとコーヒーだったかを飲み食いした。
往路でここを通過した時からこの時までに僕の旅程認識はドラスティックに変わってしまっていたため、往路においてと帰路においての両方で、OCATビルに到着した時点で、ほとんど目的地に着いたも同然だ、と僕は感じた。
バスに乗ると一番に携帯電話で自宅の父に電話をかけた。
これから僕を乗せた福山行きの高速バスが大阪難波OCATビルを出発する、と伝えるためだ。