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2006年11月12日(日)晴れ
学会発表旅行記-8-
午後9時より前に着く事の無い様に、絶妙のタイミングで部屋を出て、いったん1階まで降りて、1階から直通で30階に行けるエレベーターに乗ろうとすると、ハノハノルームの服装条件に大きく違反する客数人組が先に乗ったので、僕は1階のエレベーター入り口の脇の椅子に座って成り行きを見守った。
しばらくすると、その客数人組は降りて来て去った。
追い返されたようだ。
それを見届けた上でエレベーターに乗ると、エレベーターは外壁側がガラス張りに成っていて、さらに、そのホテルの他のエレベーターほど高速ではなった。
シェラトンワイキキホテルの他のエレベーターは驚くほど速かった。
僕は「速ーい!」と感嘆の声を上げる客を見た事がある。
外が見えて高い所まで吊り上げられると、高さに対する恐怖心が少しは生じる。
ハノハノルームの中に入ると、入って直ぐの所に、女性の店員さんが1人と男性の店員さんが1人立っていた。
そのうちの女性の店員さんに名前と予約時刻を聞かれ、それに答え、情報サーヴィスの男の子が書いてくれた予約条件のメモを渡した。
最初、そのメモがズボンのポケットにも上着の外側のポケットにも無いので、部屋に置き忘れて来たかと思い、店員さんにそれを言ったが、少しバタバタ探した後でそれを見付け、同時に、どうしてそれがそこにあるのかを思い出した。
なくさないように財布の紙幣の所に挟んでおいたのだった。
その店員さんは、そのメモを持って入り口付近の部屋に入って行った。
しばらくすると、その部屋からその店員さんが出て来て、席まで案内してくれた。
椅子がコの字型に成っており、僕は、そのうちの一部分に座って「こうですか?」と店員さんに尋ねると、店員さんは「それでも構いませんが、こちらに座った方が」と言って、最適解を教えてくれた。
ここまでは日本語だった。
勧められた位置に座ると真正面が見事な夜景となった。
部屋に置いてある案内書に、この夜景がハノハノルームの長所として挙げられていたのを、思い出した。
間も無く給仕さんがやって来たので、僕はまず英語で「あなたは日本を話しますか?」と尋ねたが、残念な事に答えは「ノウ」だった。
仕方ないので、ここで僕も自分を英語モードに切り替えた。
まず、標準的なコースのようなものがあればそれにしてください、と言ったが、その様なものは無く、自分で選んでください、と言われた。
その給仕さんがメニューを持って来て、そのメニューの見方をもう一人の給仕さんと問答して何とか把握して、注文をした。
以下、最初にやって来た給仕さんを第1の給仕、その後のもう一人の給仕さんを第2の給仕、と呼ぶことにする。
第1の給仕さんに酒について聞かれ、酒は飲めない、と答えたのを思い出す。
BGMについて、まず最初に、選曲は良いな、と感じた。
次に、音も普通ではない程度にまで良い、という事に気付いた。
給仕さんが持って来たのか、もとからあったのか、思い出せないが、目の前に、センベイみたいな物と生クリームみたいな物と花が、あったので、僕は、生クリームみたいな物と花を食べ、花の下にある碁石のようなものが可食性の物かどうかフォークでつついて確認した。
それが不可食である事が分かり、それによって、花も食べるためのものではなかったのだ、と僕は気付いた。
生クリームに見えた物も、食べてみると、生クリームではなくバターだと分かった。
そこで僕は、センベイみたいなものにバターを付けて食べ始めた。
もうコースは始まっている、と思ったからだ。
しかし、本当は、給仕さんがその後持って来てくれた料理がコースの始まりだったようだ。
第1の給仕さんに「僕はチップを誰に渡すべきなのか?」と尋ねると「ミー(私です、という意味)」と言われた。
そこで僕は、その人に直ぐに、相場からして十分と思われる額のチップを渡した。
その際に、その人は「今ですか?」と言って驚いていた。
それを見て僕は、チップは先に渡すものではない、という常識に気付くが、タイミング的に引くに引けず、先渡しで通した。
それは、情報サーヴィスの男の子から聞いた、チップ額はサーヴィスに対するこちらの評価によって決める、とのルールを基にして考えれば分かるはずの事だったが、その時には、そこ(先に渡すものではないという事)まで考え及ばなかった。
チップを受け取った第1の給仕さんは、それまでよりも友好的奉仕的に振舞うようになった。
その後、第2の給仕さんに「チップは彼だけですか?あなたはチップを取らないのですか?」と尋ねた。
その点について疑問に思ったからだ。
その結果、第2の給仕さんもチップを受け付ける、という事が判明した。
しかし今度は、先渡しではないという事が分かっているので、直ぐには渡さず「後で考えます」と言った。
第2の給仕さんには、僕は、鶏肉を食べた時にチップを渡した。
チップを渡す相手が実際には2人であったのに、1人だと誤認している段階でチップを渡してしまった事によって、チップに関しては出費予想は外れたが、幸い出来るだけ安価なコースを選択しておいたので、コース価格とチップ額の合計は許容範囲内に収まった。