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2006年5月2日(火)晴れ
頭スッキリ直和分解
量子力学の教材作成で、今この部分を書いている。
僕は前々からダブレットとかトリプレットとかマルチプレットという概念が苦手だった。
僕は、読書中にこれらの単語を見ると思考停止状態に陥り、そこから先が棒読みになるのが常だった。
今書いているのはまさにこの部分だ。
要はクレプシュゴルダンでしょ、という事は分かっていたのだが、今書いているのは多電子系(2電子系と3電子系)のスピン・マルチプレットについてだから、パウリ排他律を通しての座標部分との兼ね合いが問題に成る。
キチンと分かるのを先延ばしにして来たが、これをキチンと分からないと量子力学の教材の今書いている部分は書けない。
今日は、量子力学の既存の教科書を頼りにして、2電子系について満足の行く記述を作り上げる事に成功した。
既存の教科書では答えが略記されていて、丁寧に一々書くとどうなるのかが、今まで僕には読み取れなかった。
同じ思いを僕の教材の読者にはさせない、というのが、学習者の視点に立つ、という、僕の教材作成の真骨頂だ。
同様にして3電子系についても出来ると思うが、3電子系については明日書きたい。
基礎志向の僕の教材において何故こんなむしろ応用的な問題にこだわるのか、というと、クォークの複合粒子の記述として、もっと後々の勉強において本質的には同じ事をやらねばならないからだ。
僕の教材と言うものは、初歩的な事項を扱うときにも、それがもっと発展的な事項の学習につながるように配慮されている。
量子力学は量子力学で終わり、ではないのだ。