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2006年3月11日(土)晴れ
インターネットパワー
インターネットを毛嫌いする人は結構多い。
そういう人のインターネットを嫌う理由は、表向きは、インターネットが犯罪の温床になっている、とかいうものだが、本音は違うと思う。
そういう人は、むしろ逆に、インターネットがそういった問題を抱えている事を、これ幸い、と喜んでいるに違いない。
本音では、今まで自分は社会の(それが狭い社会についてであっても)中心的な存在だったのに、インターネットのせいで周辺に追いやられてしまうのは気に入らねえ、という不満が理由だ。
つまり、僕が2月6日の日記に書いたような理由によって、インターネットは個の独立を実質的に可能にする道具だからだ。
今までは、個の独立というものは、法的には自由であっても、実質的には極めて困難だった。
つまり、旧来の諸条件において絶対的優位にあった者は「別に禁止なんかしないよ、一人でやりたいならやれば?出来るもんならね」という態度を取ることが出来た。
こういう態度は、他者が自分に従属せずにはやっていけない者でなくては気が済まない、という歪んだ権力欲を映している。
インターネットのせいで、中継地点に陣取って関所をやってた人も、いわゆる中二階になってしまい、みんながそこをスッ飛ばしてダイレクトに目的地に行くようになる。
しかし、ある意味、インターネットは、有利不利の諸条件を無くしてしまったのではなく、変更したに過ぎない。
つまりは、インターネットは社会の中心を移動させたのだ。