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2006年2月13日(月)快晴
筆記作業の位置付け
2月8日のところに、シャープ・ペンシルによる筆記作業は僕の活動の中で最高位に位置付けられる、と書いたが、これについて補足説明する。
ものを考える、という観点から言うと、筆記を始めた時点で既に考え終わっていて、筆記中にはほとんど考えておらず、本当にものを考えるのは筆記開始より前だ。
勉強と言うと、ノートに何かを一生懸命に書いている姿を思い浮かべる人が多いかもしれないが、実は、手を動かさずに考えているときにこそ、一番頭は働いている。
その意味では、シャープ・ペンシルによる筆記ではなく、その前の思考の方が上位ではないか、という疑問が生じるかもしれない。
それには一理あるが、僕の場合、シャープ・ペンシルによって筆記された内容が到達点であって最高であり、筆記前の思考状態では知識がそれ未満、という意味において、シャープ・ペンシルによる筆記が自分の活動の中で最高だ、と言っている。
筆記が知識の到達点を固定化する、という点も重要だ。
知識がいくら高い到達点に達しても、筆記を済ませるまでは、それが時と共に忘れ去られ失われて行くことに対しての不安で僕はビクビクしている。
そのような忘却はほんの数時間ですら起こり得るからだ。
筆記の完了は、後の自分にとっての頼りになるもう一人の自分の誕生であり、後の自分はこのもう一人の自分の助け無しには先へ進めない。
僕にとって筆記は岩登りにおけるハーケンのようなものだ。
今日は筆記作業は全くしなかった。