[19] Re:[18] 拝啓 宇田雄一先生へ
投稿者:宇田雄一 投稿日:2019/09/13(Fri) 05:05 [返信]
- *さん、ありがとうございます。
こんなに褒めてもらったのは初めてです。
卒研ですが、私が師事した先生は、卒研をAコースとBコースに分けていました。
どっちがどっちだったか思い出せないので、それらを進学コースと就職コースと呼ぶ事にします。
進学コースは素粒子論に属する科目の教科書を輪読するゼミでした。
進学コースには卒論は有りませんでした。
就職コースは卒業研究を行なって卒業論文を書く、というスタイルでした。
就職コースの卒業研究のテーマは素粒子論学者を目指す人の学習コースからはそれた問題の様でした。
私の年には先生が就職コースを設けず進学コースしか有りませんでした。
進学コースの人も学部卒で就職しても良い、とされていました。
毎年そうだったのかは知りませんが、私の年にはそうでした。
素粒子論という分野は、大学学部4年生では、まだ研究できるレベルに達しません。
素粒子論では大学学部4年生はまだ教科書を読んで理解する段階で、修士2年生で他分野の大学学部4年生の卒論に相当する習作論文を書くそうです。
だから私は卒論を書いていません。
その代わり、卒研先としてその研究室に私が入る直前つまり大学3年生末の時点で、その先生に私はレポートを提出しました。
確か「素粒子論」という題名のその先生による講義が有って、その講義の単位の取得要件として、最終回の最後に先生が、ある練習問題を解いてその解答をレポートとして提出するか、または素粒子論についてなら何でも良いからレポートを提出する、という条件を提示しました。
ある練習問題というのはヤンダイヤグラムについての簡単であるはずの練習問題でした。
私は、授業について行けてなかったので、素粒子論について何でも良いからレポート、という条件に付け込んで、それを書いて提出しました。
ヤンダイヤグラムを習得するせっかくのチャンスだったのに、私はそれを避けてしまったので、今に至るまでヤンダイヤグラムを習得しそびれています。
因みにヤンダイヤグラムを学ぶにはジョージアイ著「物理学におけるリー代数」という本が良さそうです。
違ったらごめんなさい。
私は、この本を買って持っているのですが、精読する機会を逸したままです。
というわけで、その時に提出した素粒子論についてのレポートという物が、私の実質上の卒論です。
当時の私にとっては欠陥を自覚しつつも自信作だったので、自分の入りたい卒研の先生に自分を売り込む、という意味も有りました。
先生からも、印象深かったよ、というお言葉をその後いただきました。
狙い通りというわけです。
そのレポートのタイトルは「Time Operator Formalism」で、内容は、[X_j, P_k] = i[h/(2π)]δ_jkという3次元の交換関係を4次元に拡張して[X_μ, P_ν] = i[h/(2π)]g_μνという交換関係に基礎を置く、という内容です。
既存の量子力学では時刻は演算子ではないけれど、私はそのレポートで時刻も演算子だとする定式化を試みたわけです。
この話を聞くとお気付きと思いますが、これは、私が近年研究を進めて発表している時間方向にエンタングルした量子歴史の理論の萌芽と見なせます。
大学3年生末に提出したレポートの至らない点を無くしたのが最近の私の時間方向にエンタングルした量子歴史の理論だと言えます。
学部所属時代より文法物理学の建設をライフワーク、と私はどこかに書いたかもしれませんが、学部所属時代の私は興味関心が理論の文法にどんどん収れんされて行っただけで、まだ既存の理論の文法がどんなものなのか明確にしたい、という段階にしか達しておらず、積極的に新文法を提案するという方法論には思い至っていませんでした。
件のレポートにしても、既存の理論と同一の内容を別形式で書こう、という試みに過ぎず、新文法の提案によって既存の理論とは異なる予言を引き出そう、という物ではありません。
一皮むける前のその状態は、私の著書「古典物理学」の完成時まで続いていますから、かなり長い間わたしは新理論を構築する方法論としての文法物理学という発想には到達していません。
したがって学部所属時代もそうだった、という事です。
レポート「Time Operator Fprmalism」は、手元にコピーを残さない形で、しかも消しゴムの使えないインク筆記で、神がかった精神状態の下で執筆されました。
したがって、それを閲覧するには、それを受理した先生にお願いするしかない状態です。
まだ残っているとも限りません。
その先生の名前を言うのはここでは控えておきます。http://http://wooder.pro.tok2.com/
[18] 拝啓 宇田雄一先生へ
投稿者:* 投稿日:2019/09/09(Mon) 19:39 [返信]
- 初めて書き込みをさせていただきます。
宇田先生の書かれた文書を色々と読ませていただきました。どれも非常に興味深いものばかりであり、大学で普通の物理を学んだ私は目から鱗が落ち、劣化し硬化した私の脳髄は宇田物理によってビリビリと音を立てて脱皮し、柔軟でピンクの表面が顔をのぞかせこちらを一瞥しニコリとほほ笑むさまを私はこの目で確かめることができました。
さて、それはさておきまして、また後日にその感動をゆっくりと語りたいと思います。今回書き込もうと思いましたのは、宇田先生の卒研を閲覧できればとの魂胆よりであります。宇田先生は学部所属時代より文法物理学の建設をライフ・ワークとされておられたとのことですが、そんな宇田先生が、学部卒業時になされた研究というものを拝見したいのです。学部時代までの学問との奮闘で、天才はどこまで思考を進められるのかというのを私はこの目で知りたいのです。
僭越ではありますが、私の我儘を許していただければ感無量であります。
[17] Re:[16] 追記
投稿者:wooder 投稿日:2018/05/15(Tue) 14:55 [返信]
- > 特に鈴木貞吉さんの講演と質疑・議論が気になります
CiNiiで検索すると鈴木貞吉さんの講演情報が出て来ますよ。
キーワード = 鈴木 貞吉
として著者検索してみて下さい。
講演タイトル = 重力発電「番号」
と成ってるのが彼の講演です。
https://ci.nii.ac.jp/
[16] 追記
投稿者:先ほどの投稿 投稿日:2018/04/20(Fri) 14:40 [返信]
- 特に鈴木貞吉さんの講演と質疑・議論が気になります
[15] Re:[14] 学会発表動画
投稿者:wooder 投稿日:2018/05/08(Tue) 18:33 [返信]
- > 学会発表報告を読んでいると、宇田さんの講演の質疑応答の様子や宇田さんが質問した他の方の発表も気になるのですが、どうにかそれらを動画で見ることはできませんか?
以前学会に問い合わせた事が有るのですが残念ながら「勝手に撮影公開してはいけない」というのが答えでした。
理由は肖像権だそうです。
被写体人物の全員から了解を得れば出来ると思いますが、大変そうなので、それは勘弁して下さい。
各参加者が自発的に自分の姿と声だけを撮影録音して公開する事を期待するのみです。
該当参加者に、その様に要請してみてはいかがでしょうか?
http://wooder.pro.tok2.com/scholar/report/meeting/index.html
[14] 学会発表動画
投稿者:またぼうか 投稿日:2018/04/13(Fri) 22:48 [返信]
- 学会発表報告を読んでいると、宇田さんの講演の質疑応答の様子や宇田さんが質問した他の方の発表も気になるのですが、どうにかそれらを動画で見ることはできませんか?
[13] Re:[12] Floquet理論
投稿者:wooder 投稿日:2018/03/12(Mon) 17:03 [返信]
- > 近年固体物理学で話題のFloquet理論をご存知ですか?
> 要するに時間方向に周期的な非平衡系を考えるということのようですが、これと宇田理論(円環時間など)の関連が気になっています
Google検索で調べてみましたが、固体物理学でのFloquet理論とはどういう物なのか、分かりませんでした。
私の理論においては円環時間は、あくまで技術に過ぎず、現実の時空のトポロジーがそう成っている事を主張する物ではありません。
私の理論においては、本当は直線時間を前提にした宇田方程式の求解を行ないたいのですが、それが技術的に無理だったので円環時間を使いました。
つまり、これは量子力学の初等的な単元で登場する周期的境界条件と本質的には同じ物です。
その後、直線時間を前提にした宇田方程式の求解も技術的に出来る様に成ったのを境に、私は円環時間を使わなく成りました。
固体物理学での話は多分振動現象の事だと思うので私の理論とは無関係だろうと想像します。http://wooder.pro.tok2.com/scholar/report/meeting/09au/index.html
[12] Floquet理論
投稿者:房 投稿日:2018/02/02(Fri) 19:13 [返信]
- 近年固体物理学で話題のFloquet理論をご存知ですか?
要するに時間方向に周期的な非平衡系を考えるということのようですが、これと宇田理論(円環時間など)の関連が気になっています
[11] Cheap goods
投稿者:Johnd642 投稿日:2017/12/24(Sun) 07:20 [返信]
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[10] Re:[7] 汎関数を方程式の解として求めるという発想が..
投稿者:wooder 投稿日:2017/09/22(Fri) 15:23 [返信]
- > αの初出は2005年のここのようだが,
> http://wooder.pro.tok2.com/scholar/report/meeting/05au/ohp-sr-8.pdf
> http://wooder.pro.tok2.com/scholar/report/meeting/06au/ohp-sr-6.pdf
> 「特に〜の場合には」「If」が意味不明.ただ αが時間の逆数の次元をもつことはわかる.ところが別のところ
> http://wooder.pro.tok2.com/scholar/opinion/physics/eq1.jpg
> でαは無次元量なので,つじつまが合ってない.
「特に〜の場合には」「If・・・」の意味は、汎関数Φが関数ψを用いて・・・という式で表される場合には、という意味です。
ψは旧来の量子力学の時間に依存する波動関数です。
「特に〜の場合には」「If・・・」という条件は、汎関数Φが旧文法でも表現可能な量子歴史を表している場合は、という条件です。
http://wooder.pro.tok2.com/scholar/opinion/physics/eq1.jpg
でもαは無次元量ではありません。
http://wooder.pro.tok2.com/scholar/report/meeting/07sp/index.html
日本物理学会2007年春季大会@学会発表@活動報告@学問@宇田英才教室
の28pSL-11についての記述の序盤に、αの次元の観点から宇田方程式が間違いだと分かる、事は無い事が書かれています。
さらに私は、次元解析は絶対ではなく破れても構わない、と考えています。
その意見が以下の動画で表明されています。
http://wooder.pro.tok2.com/scholar/video/dimension/20071030a.html
次元解析神秘化批判@動画@学問@宇田英才教室
http://wooder.pro.tok2.com/
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